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GLOSSARY 用語集

アルカリカラー

アルカリカラーとは一般的にヘアカラーをする時に使用されているもので、

PHが9~11とPH値の高いカラー剤のことを指します。

髪の色素を抜きながら染料を入れることができます。また、色数も豊富で長持ちもします。ただし、元の色には戻ることがすぐにできず、2~3ヶ月程経つと染料だけが落ち、明るさだけが残り、ブリーチ(脱色)したのと同じ状態になります。

また、アルカリ性カラーとは、ファッションカラー(おしゃれ染め)や白髪染めのことで通常カラー剤として用いられます。一方では、アルカリと逆の酸性カラーと呼ばれるのがヘアマニキュアのことです。

原則としてアルカリ性カラーは、髪を脱色して明度を上げること(リフトアップ)をしながら色味を入れていきます。そのため、アルカリ性カラーを使う場合は、どんな色味を選択した場合でも必ず髪にダメージが生じていきます。

髪を明るくするということは、髪内部のメラニン色素やタンパク質を破壊しながら「明るくしていく」ことになりません。髪を明るくすればするほど、比例して髪へのダメージや負担は大きくなります。そのため、アルカリ性カラーで染める場合は髪へのダメージや負担を避けることは出来ません。

また、酸性カラーのヘアマニキュアはあくまで髪の表面をコーティングする薬剤。髪の内部に浸透させて作用させるものではないため、ダメージは全くございません。髪を傷めずカラーを入れることが可能です。

 

髪の毛を脱色しながら同時にアルカリ性のカラーリング剤を髪の内部まで浸透させ、
定着させるので色が落ちにくく発色も良いが、染色力が優れている分キューティクルや髪の内部を傷めてしまう可能性も大きいです。

また、中には体質によってはアレルギーを起こしてしまう方もごく一部はおります。

 

髪への負担やダメージが避けられないアルカリ性カラーですが、もちろん大きなメリットもございます。

アルカリ性カラーは、酸性カラーと比較して色味の幅はかなり広がることもあります。色を明るくしながら染めることができるため選択できる色味も豊富。よりお客様の狙った色味で仕上げることが可能であります。

サロンワークをしていると8〜9割の方がアルカリ性カラーのファッションカラー(おしゃれ染め)や白髪染めを使って髪を染めることもあります。色味の幅が広いことがその大きな理由のひとつです。

一方、髪への負担やダメージがない酸性カラーのヘアマニキュアは色味の幅がアルカリ性カラーほど多くございません。原則としてヘアマニキュアは、明るい地毛や明るい白髪に対して色を入れながら、暗色系の暗いトーンにすること、落ち着かせることがメインのカラー剤であります。反対に色を明るくしていくということはできないので、色味の選択肢もある程度限られてしまいます。

アルカリカラーと合わせてトリートメント、縮毛矯正、髪質改善をしてみてはいかがでしょうか。