アンダーセクションとは、頭をテンプルの出っ張ったラインを上下2つに分けたときの下の部分(下側)のセクションのことをいいます。また、上の部分はオーバーセクションと呼ばれています。
頭を2つでなく、3つにセクショニング(オーバー、ミドル、アンダー)する場合もあり、この場合は真ん中のセクションがミドルと呼ばれ、アンダーセクションは一番下の部分のことを指します。
3つに分ける場合は、どこでラインを分けるかということは、作ろうとしている一人ひとりの骨格、ヘアスタイルや髪の量など、さまざまなファクターによって変わります。
ショートボブにカットする場合、一般的に頭頂部からクラウンまでのフロントトップから、クラウンのライン、襟足までを二つに分けた際の上のセクションの頭のサイドも含むサイドクラウン、ネープ(うなじ)に分けます。このネープがアンダーセクションとなります
メンズのヘアスタイルでの場合、ツーブロックにすると、襟足とサイドのみを短くなります。この短くカットしている部分がアンダーセクションとなり、また違ったオーバーセクションとアンダーセクションの分け方になります。
人によってはアンダーセクションの髪にボリュームがなく、薄い印象のこともございます。どこで分けるかは、骨格、毛量、デザインによって変化しますが、この場合はオーバーセクションをレザーで梳くなどして軽くすればバランスが取りやすくなれます。
アンダーセクション(頭の下部分)は中間から毛先にみえない部分でも質感よりも、
量感や質感を表わすヘアバランスの土台となり役割が大きくなります。
アンダーセクションをグラデションでカットしますと、下は重くなり落ち着いた雰囲気になったり、レイヤーでカットすると下部分がしまり、髪にすきま感が出てきて軽くなることもあります。
それぞれのカットの切り口によって印象が変わることもあり、セイムレイヤーはレイヤーやグラデションの中間の感じになってきます。
また、それぞれラインによって質感やボリュームを理解していれば、お客さまのヘアスタイルの希望にも柔軟な対応できると思います。
髪質の量感やシルエットなどカットの長短により表現できます。
カットの切り口とロッド巻きによって自由自在に操れるようになります。
また、英語のセクション(section)を直訳すると、「ものの」部分という意味であり、ヘア用語として使われる「セクション」という用語も、頭や髪の部分・場所を指す言葉として使われています。アンダー(under:下部の)セクション(部分)ですから、そのまま頭や髪の下部分を指します。
アンダーセクションと合わせてトリートメント、縮毛矯正、髪質改善をしてみてはいかがでしょうか。
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