パネルと呼ばれる毛束を直線でカットした場合、山型のような角ができたシルエットを意味する美容用語です。
カット技術の基礎であるコーナーは、別名「カド」とも表現されています。
セクションとセクションの間やデザインのつなぎ目に現れ、しかもコーナーの部分にはボリュームがあるのが特徴です。
また「コーナーを取る」「カドを取る」とは、できた角を切ることを意味します。
コーナーを生かしたヘアデザインはメンズ、レディースともにできますが、特にメンズにおいて用いられることが多いようです。
「エッジショート」をはじめ、「モヒカンスタイル」や「ボブスタイル」といった、ショートヘアで個性的な印象を与えるものに見られます。
バングの長さやアシンメトリー、レイヤーを取り入れることにより、クールにもモードにも仕上げられます。
加えてカラーリング、ウェーブを組み合わせたりと、コーナーを用いたヘアスタイルは無限です。
一方で、人にきつい印象をも与えてしまう場合があります。
はじめのうちはカット技術に優れた、センスの良い美容師に相談することをおすすめします。
あなただけしか表現できない、似合うヘアスタイルを探してみましょう。