髪のカット方法の1つ。
主に頭頂部の髪をまっすぐ上に引き出して、中央が長くなるよう、山型にカット。
いわゆるソフトモヒカンのような状態。
頭の頭頂部が出っ張り気味の骨格を補正するためによく使用されている。
山形にカットし、自然に顔を下ろすと、真ん中付近の髪は長く残りボリュームが減り、
両サイドは短かめなため髪がたまり、ボリュームが出る。
レイヤーカットにする際にもコンベックスはよく活用されるているカット法。
後頭部の髪が短めに、側頭部から前にいくに従って短くなっている為、
レイヤードヘアにコンベックスカットを入れると髪は前から後ろに、外側から内側へ流れやすくなる。
どれほど山形の高さを出してコンベックスカットするか、またくっきりと切るのか少しギザギザを入れてナチュラルになるように切るか、という違いはあるが、どちらも80年台に流行したような、大きくボリュームを出して、サイドの髪をふんわり後ろへ流したヘアスタイルに近い。
逆に前髪をコンベックスにすると、おでこが丸く出っ張ったように見える。