まずベースカットして、頭を細かく部分わけして行うカットのことです。

頭の形や作ろうとしているヘアスタイルによってセクションの分け方も、どれほど細かく分けていくのかということも変わってきます。
ぼんのくぼで分けるなど、頭の上下のみでセクショニングすることを2セクションカット、3つ以上に分ける場合はマルチセクションカットと言います。

代表的なセクションの名前とその役割を挙げると、まず頭頂部から前の部分はフロント（前髪）、頭頂部はトップと言います。
トップの髪は下ろした時、外側に来る髪なのでスタイルの高さを決定する部分でもあります。

ハチの部分からぐるりと一周したセクションはバリエタルといいます。
ここは頭の骨の張り出している部分であると同時に、後頭部が平らになっている絶壁になっている場合もあるので、ボリュームを出すのか抑えるのかなどデザインの中心となるセクションです。

バリエタルの下から後頭部の最も出っ張っている部分までにかけてはオキシビタルと言います。
ここはほとんどの髪型で内側になる髪が生えているので、カットでボリュームの調節をするのに適しています。

その下、ネープは長さの調節をできる襟足の部分のことです。