フランスで生まれた技法で、名前の通り髪をドライな状態で切るカットの技法。
髪は仕上がったときには実際には乾いています。
ドライカットを用いることで、乾いた状態の癖やボリュームなど繊細な動きを掴みながらカットすることが可能となります。
細かな毛量調整ができ、実勢の癖を見ながらカットしていく為、スタイリングをしやすく個人の髪質が生かしたカットスタイルになるのです。
反対のウェットカットでは濡れた髪が柔らかい状態でカットするので、切り口が綺麗できっちりとしたスタイルになります。
更にダメージが少ないです。
重めのボブやワンレングスのスタイルを希望の方はこちらのウェットカットで仕上げていきます。
軽くて、ラフなスタイルで、ワックスなどでもみ込んで仕上げるスタイルにはドライカットを用います。
ウェットカットと比較するとダメージが多いのがデメリットですが、それも美容師さんの技術によって変わります。
臨機応変に湿らせてカットしてもらうと良いです。
ウェットカットに比べて、手間と時間がかかることも難点となります。
施術の際には時間に余裕を持って美容室に行ったり、美容師に予めスタイルを伝え時間がどのくらいかかるかを聞いてから行く事をオススメします。