後ろから髪をねじり上げてコームを差し込み留めたスタイルの事。
洋風文化が一気に広まった明治時代に流行っていた髪型です。
基本的な夜会巻きは、まず髪を後ろにまとめて一気に上方向にねじり上げます。
次にねじり上げた毛束を頭の形にまっすぐ添うようにして形を整えていきます。
コームの表が頭側に来るように持ち、そのままねじった毛束の表面の髪をすくうようにし、コームを少し差し込んだ後、コームを起こして縦向きにします。
その状態からコームをなめらかに倒し、毛束が動かないように手で支えながらコームを差し込みます。
コームの先が地肌に当たるくらいまで深く差せれば完成です。
夜会巻きは髪をねじるのでやはり長さのあるロングヘアが作りやすいとされています。