こんにちは!ブログを開いてくださりありがとうございます。
世田谷区三軒茶屋の縮毛矯正と髪質改善の美髪サロン【LOS LOBOS】でスタイリストをしています、TAKAYAです。
あinや
本日は【そもそも髪って何で傷んじゃうの?】ってことで、髪が傷んでしまう原因をお話しさせて頂きます。
髪が傷んでしまう理由は様々あります。
①摩擦などの物理的原因
②カラー、パーマなどの薬剤が原因
③コテ、アイロンなどの熱が原因
④紫外線など環境的原因
主に考えられる原因がこちらの4つになります。
あ
皆さんは、髪を縛る時にゴムをきつく縛っていませんか?髪を梳かすクシは目の細かいのを使っていませんか?
こういった髪に物理的に負担をかける行為が物理的原因と言います。
特に、髪は濡れている状態の時はとても脆い状態にあります。その状態でいる時に髪をまとめて縛ったりすると髪は引っ張られ、擦れてダメージが進行します。目の細かいクシで無理やり引っ張りながら梳かすのもNG!
→対策法は?
・あまりキツキツのヘアゴムで髪を縛ったりしない。シュシュなどで邪魔にならない程度に軽く縛る。
・クシは目の荒いものを使って梳かす。梳かす時は、毛先から徐々に梳かしていく。もし絡まってしまったら、無理やり引っ張らずちょっとずつ梳かしてください。
何気なく普段やっていることが、少しずつダメージを蓄積させています。一度意識してみていただけると嬉しいです。
あ
カラー、パーマなどのほどんどの薬剤で使用されている成分があります。アルカリという成分です。このアルカリは、髪の中に薬剤を浸透させるために、髪のキューティクルを開いてくれる役割をしてくれます。決して悪いものではありません。
しかし髪は本来、弱酸性という状態にあります。そこに施術をすると髪にアルカリが残留してしまいます。そうなると、髪自体がアルカリ性に傾いてしまうので脆くなり髪がダメージしやすくなります。美容室ではアルカリが髪に残らないようアルカリ除去などをしてくれると思いますが、それでも完璧に除去できるわけではございません...
ましてやホームカラーはどんな髪質でも染まるように強いアルカリが入っていて傷みやすく、アルカリ除去もしないのでどんどん傷んでしまいます。
→対策法は?
・ご自宅でするホームケア商品をアルカリ除去をちゃんとしてくれるものに変える。
・ホームカラーはなるべくしない。
アルカリが除去されて、弱酸性に戻るのが大体2週間と言われています。その2週間はヘアケアのゴールデンタイムですのでしっかりケアしてください!
オススメのホームケア商品を紹介したブログ貼っておきます。
あ
LOS LOBOSでは初めてご来店になられたお客様にお聞きすることがあります。
「コテ、またはアイロンを使用する時に何℃で使用していますか?」
髪は簡単にご説明させていただくと、タンパク質で出来ています。卵とか想像していただくと分かりやすいと思いますが、タンパク質は熱を与えると固くなります。それをタンパク変性と言います。
熱を過度に当てていると、その度に髪の水分や油分がなくなり、タンパク変性して固くなりダメージの原因となってしまいます。
→対策法は?
・コテ、アイロンの温度は130℃以下で使う。
・ドライヤーを使う時はアウトバストリートメントをつけて乾かす。
髪は濡れている時は60℃くらい、乾いている時は130℃くらいでタンパク変性していきます。ドライヤーの熱も70℃〜100℃近くあります。直接当たりすぎないように熱から守ってくれるアウトバストリートメントをつけて乾かしてください。
コテ、アイロンも130℃より高くなるとしっかり伸びた感じはしますが、その分ダメージがすごくなってしまうので130℃でお願いします!
あ
紫外線を髪が浴びると、髪の内部のタンパク質がダメージを受けます。そうなると水分保持力が低下し、乾燥、ごわつきの原因になります。
→対策法は?
・外出で外に出る時は、被ることができるなら帽子を被る。
・UVスプレーなど紫外線から守ってくれるものを使う。
・紫外線に当たってしまったと思ったらしっかり髪を保湿する
曇りの日も紫外線はあります。晴れじゃないと言って油断せずに対策してください!
あ
日常生活で髪がダメージする原因は意外とあります。あまり気にしてなかったことでも、今後少しでも意識してもらえたら嬉しいです。